今でこそ僕はメガネ屋で働いていますが、大学時代、全然そんなつもりはなかったんです。
でも、気付けばそこには、見事なまでにキレイに敷かれた「レール」がありました。
やってみたい仕事はバーテンダー
大学時代、僕は自由人「高橋歩さん」とトム・クルーズの映画「カクテル」が好きでカクテルにハマっていました。

レールは突然に敷かれる
大学四年のある時、珍しく父から電話がかかってきます。

数か月後、脳内会議で吹っ切れる。
新しいことを覚えるってのは好きだから、仕事中は楽しいんですよ。
人の話を聴くのも好きだからそれもいいんです。
でもね、葛藤するわけですよ。
だってやりたくて始めた仕事でも無いわけだから・・・これでいいのかな?って。
そんな日が結構続いた、家に帰って一人になった時に凄く考えた。
で、ある時気付いたんです。
『あれっ?もしかして修業をさせられているってことは、帰ってきて欲しいってことなんじゃ??』
今考えるとメチャメチャ当たり前ですよね。
『ちょっと待てよ、それって父が一番して欲しい、願っている事なんじゃないの!?』
いや、そうだろうよ。今思えば何ひらめいたみたいな感じになってんの?
『ってことは、これ最大の恩返しになるんじゃね!今までの感謝をお金で返すのは受け取らないだろうし、てかお金で返せないし・・・いくらだよ!』
いやそこ、ノリツッコミーー!!
なんて感じの脳内会議を繰り広げ、ついに判決が下ります。
『よし、メガネ屋になろう!!』
仕事初めて数か月、やっとモヤモヤが取れた瞬間。
これがあったから、吹っ切れた。
もう、やったる!!!ってなったから、この後は本気ですよね!
僕は学生の時からちゃんと目標ができると、結構猛進できるタイプなので、かなりいろんな事を吸収させてもらったと思います。
吸収させてもらえる部分が凄く多かったシティメガネさんには本当感謝です!
地元、十日町に戻る。
十日町に戻った今でも、この『恩返し』という感覚は正直まだあります。
コレのいいのはイライラした時に飲み込めるんですよ。
一旦冷静になるきっかけをくれる。
実際、一緒に働けば、そりゃ、いろいろとありますからね。笑
で、気付けば僕はメガネが好きになっていた。それは修業中にすでになっていたんだけど。
この感覚ってすごく大事なんじゃないかと思うわけです。
最初は仕事が好きじゃなくてもいい。
でも、がむしゃらになれる何か、趣味でもいいし、家族でもいい、なんでもいいからみつけてみる。
最初は仕事に向いて無くてもいいと思うけど、ふとした時にちょっと面白そうなところに目を向けてみるんです。スーッと。
そうすると、意外と今している仕事にも楽しめるポイントが見つけられるんですよね。少しできるようになると見方が変わるというか、なんというか。
で、ひとつ見つかると、まるで木が成長するように、いろんな興味の枝が伸びる。
そんなイメージを持ってます。
僕はメガネから入ったけど、今は印刷物を作る「デザインする」っていう仕事も好きだし、この個人ページみたいな「ホームページ作成」も面白かった。
あっ、もし、この程度で良いからホームページ作ってよ、って人いたら作りますよ♪笑
少しずつ、少しずつ、幹の太い大きな木になれるように頑張って生きたいと思います♪
